投稿日:2023.04.10 最終更新日:2023.04.10
大人のお餅屋さん事件
数年前,女の子扱い方がとってもうまい大学の先輩からの紹介で来られた相談者サン。
彼の職業はいわゆる大人のお餅屋さん。
(大人のおもちゃの製造販売業について本稿では「大人のお餅屋さん」と言います。)
その相談内容は,「私のところで製造したお餅を使った爺から,パートナー女性の身体に傷が付いてまったやないか!どうしてくれるんやワレ!100万円耳揃えて持って来やがれ。」とやってこられたもののどう対応したから良いか・・・。というもの。
尋ねると請求してきた相手方について医師の診断書など公式書面は何もないとのこと。そのお餅の現物とカタログを見せてもらうも取り立てて奇妙危険な形状ではなく当該お餅を食された方からのクレームは初めてとのこと。
そこで,「おい爺,難癖付けやがって,てめえの扱い方が雑でぞんざいだからそんなことになるんだよ。あらゆる女子にモテモテな僕の先輩に授業料払って勉強してから来い。バーカ!」
といった内容を意訳し,さらに,私の上品な性格で言葉使いを丁寧語変換したうえでもちろんポイント「金額請求されるならばその根拠を証拠を添え,改めてご請求ください。」を過不足なく散りばめたお手紙(内容証明郵便)を爺・・・もとい,老紳士あて送りました。
すると診断書も何もあらたな請求もなく相手方は退却されたようでめでたしめでたし,となったのでした。
この事件には以下の後日談がありましたので付記します。
事件解決から数か月後,今度は,「同業のお餅屋がうちと同じ商品名で同じような餅を作って売ろうとしている!」
との相談が来ました。
これはと,不正競争防止法周りを調査した結果,勝ち筋と読みました。
しかし問題は,本事件は,当職の代理権が適用されない事案であること・・・。依頼人さんに対し,「本人訴訟と弁護士さんにお任せ訴訟の2パターンの概略を説明のうえ,私の調査によれば勝ち筋であるがさてどうしましょう?」と聞くとやはり,「法廷はアレなんで弁護士さんに頼みます~。」となり,事件の概要書面を作成してお渡しして別れたのでした。
翌年の年賀状で事件勝訴を知り,正月から内心ガッツポーズしました。
これにて一件落着。